世界には、「名画」と呼ばれる古典的で伝説的な作品がたくさんあります。それらの作品に登場したトップジュエリーも、光と影のもと息を飲むような美しさがあります。「ティファニーで朝食を」に登場したパールイエローダイヤモンドネックレスから、「タイタニック」の碧洋のハートまで、多くのジュエリーが名画を彩ってきたのです。それらのジュエリーは、映画のフィルムだけでなく、人々の記憶にも永遠に刻印されています。

それでは、映画に登場したジュエリーを見ていきましょう。

「ティファニーで朝食を」

——ティファニーのパールイエローダイヤモンドネックレス/1961年

ジュエリー、歴史

 

 映画に登場するもっとも有名なジュエリーは、「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘプバーンが着用した、ティファニーパールチョーカーでしょう。この傑作ジュエリーの中央にある黄色のダイヤモンドは重さ128.54kgで、当時最大で最高品質の天然イエローダイヤモンドでした。  

 

「クレオパトラ」

——BVLGARIジュエリー/1963年

ジュエリー、歴史

 

 古代エジプトと古代ローマの絡み合った饗宴の映画「クレオパトラ」では、女王の贅沢ぶりが演出されました。セクシーなエリザベス・テイラー扮するクレオパトラが、豪華なジュエリーを着用して長い黒のアイライナーというメイキャップで登場する姿は、とてもきれいですね。この映画には数多くのジュエリーが登場しますが、ヒーローのリチャード・バートンがテイラーに贈った「ボルトンダイヤモンド」がもっとも有名で人々の記憶に残っています。

 

「タイタニック」

——碧洋のハート/1997年

ジュエリー、歴史

 

 1997年に公開され、世界中で大ヒットとなった「タイタニック」の映画では、「碧洋のハート」という名のネックレスが伝説の仲間入りをしました。偉大な愛はジュエリーよりはるかに尊いものです。ジャックはローズに高価なネックレスを与えることはできませんでしたが、かわりに人生のチャンスを与えました。その愛は永遠に残ったことでしょう。映画に登場するネックレスは、伝説のダイヤモンド "HOPE"を模倣したスタイルだと言われています。伝説では、このダイヤモンドはインドの神聖な遺物の前身であり、ラーマ神の妻・シーターの目です。大きさは112カラットもあります。

 

「ムーランルージュ」

——Satineダイヤモンドネックレス/2001年

ジュエリー、歴史

 

 映画の歴史のなかでもっとも貴重なジュエリーデザインは、「ムーランルージュ」のヒロインが着用したSatineダイヤモンドネックレスでしょう。

 この映画のなかで、女優のニコール・キッドマンは重さ134カラット、1308個のダイヤモンドつきのSatineダイヤモンドネックレスを着用していました。きらめくばかりにまぶしく、そして美しいジュエリーです。

アンナ・カレーニナ

——シャネルCameliaPourdreダイヤモンドネックレス/2012年

ジュエリー、歴史

 

 もっとも最近の映画「アンナ・カレーニナ」で、女優キーラ・ナイトレイはヒロインに新らしい命を与えました。この映画でヒロインのアンナが着用したジュエリーはシャネル自身が慎重に選んだ貴重なジュエリーです。Camelia Pourdreダイヤモンドネックレス、パールネックレスのストリング、ストライプのシフォンシャツ、エレガントなベルベット素材のストレートコート、ゴージャスなシルクのドレスなどのモデリングは、豪華な19世紀のスタイルを感じさせてくれました。シャネルのジュエリーを着用したアンナは、ときにクールに、ときに高貴でエレガントに見えます。