クロス(十字架)ネックレスを着用することは、現在ではごく普通のことですが、その意味がわからない人も多いようです。時代によってクロスネックレスの着用方法も変わってきています。ここではその歴史的な背景を紹介しましょう。

 

クロスネックレスの意味

 西洋史において、十字架は過酷な拷問器具だったということは知っておいたほうがよいでしょう。イエスが十字架にはりつけられたのは、人類のために罪を取り除く苦しみを引き受けてくれたからで、そこから十字架が大きな愛を表すことになったのです。この犠牲には物理的な苦しみがありますが、それと引き換えに我々の魂が解放され、自由になることができたのです。

クロスのジュエリー

 ですから、十字架のネックレスを身に着けるのは、イエスの祝福を求めて願う、つまり「精神の信仰」を意味することになるのです。

  

いま、ごく普通に意識されているクロスネックレスの意味は、このようなものです。ネックレスが愛を表し、十字架はイエスを表します。イエスは純粋で神聖な存在ですから、クロスネックレスは「忠実な愛」を表現しています。そして多くの国では、若い男女がクロスネックレスを着用することによって、幸福、運、そして天使の守りが得るのを意味しています。

  

  クロスネックレスを着たタブー

      クロスを身に着けるにあたって、特別なタブーはありません。が、ゴールドのクロスは着用しないほうがよいかもしれません。クロスはキリスト教の信条ですが、そのキリスト教には七つの大罪という概念があります。七つの大罪のひとつは「貪欲」であり、そこでは金は堕落者の力を表しているからです。

シルバー(銀)は、抗菌、殺菌、マインドセッティング、消毒、ショック、創傷治癒という現実的な効果をもつ金属であり、キリスト教では中世から聖なる象徴として教会から認められてきたので、シルバークロスのほうがよいでしょう。

シルバージュエリー、クロス

ここまで、クロスの意味とタブーを紹介しました。これを機に、クロスネックレスへの理解を深めてもらえたらと思います。でも、十字架はいまや普遍的なものと見なされているので、そこまで注意する必要はありません。あなたがキリスト教徒ではなくても、クロスネックレスを着用することはまったく問題がないのですから。